トリトンデイリィ

1月17日　福岡･志賀島
天候:快晴
波:なし　うねり:少しあり
透明度:15～20ｍ
水温:11℃
投稿者:TAKA

「真冬でも潜っているんですか？」ってお客さんから聞かれたときに、
「雪が降って北風が強いときは、海も荒れているしさすがに寒くて潜らないけど、
寒波が弱くなってポカポカ陽気の日は潜っていますよー、
冬の方が透明度は抜群にいいんですよー(^。^)」
って答えていますが、
まさに今日がそんな日でした。

水温は11℃。
昔のログを見ると昨年のこの時期は12℃、一昨年だと13℃だったので、
今冬はやっぱり例年に比べて寒いということみたいですね。
水温って正直です

でも寒さに負けずに潜ったご褒美が今日は二つありました。
一つは信じられないほど透明度が良かったこと。
P1周辺で15m、で、いいところは20mあったと思います。


今日参加したMさん（右）は1週間後にパラオへ行かれるのですが、
もしかしたらパラオよりも今日の志賀島の方がキレイなんではないか…と冗談が出たほどです。
Hさん（左）も5月以来、久々のドライスーツでしたが、寒さを訴えることなく上手に潜りこなしていました。
「冬の海はのんびりしていて透明度もいいですね～！」とHさん(^^)


さてパラオと言えばバラクーダの群れが見ものですが、今日の志賀島はボラの群れが凄かったです。
私も志賀島と接して15年ですが、今日ほどの群れは今まで見たことがありません
志賀島は時期によって、キビナゴが群れたり、マアジが群れたり、カンパチが群れたりしますが、
ボラは大きいだけに見応えがありました☆
「今日あれだけボラを見たので、パラオではもうバラクーダを見なくても大丈夫ですよね…」
ってまた冗談が出たりして…






ところでボラはブリやスズキと同じ出世魚です。
オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド　と成長するごとに名前が変わります。
一番出世したときの「トド」という呼び名は、日常の会話で使う「とどのつまり」という言葉の語源になっています。
「これ以上はない」という意味ですね。

Kちゃんは子供の頃、このボラをよく川で釣っていたそうです。
そう、ボラは海だけでなく、河口や、たまに川の中流まで生息するそうです。
Kちゃんはボラのことをてっきり淡水魚だと思っていたそうですよ…
そのKちゃんは今日アドバンスのサーチ＆リカバリー（宝探し）に挑戦。
私が事前に隠しておいた捜索物をばっちし見つけて水面へ引き揚げることができました。

潜り終わったあと
「ばっちし！とっても上手ですね～(^^♪」って言ったら、
カレ曰く、透明度がよかったので潜降してすぐ発見できたそうです

（ＴＡＫＡ）