トリトンデイリィ

開催日程：2010年1月28日(木)

天気：曇り

潜水地：桜島・袴腰

透明度：8～10m

水温：16℃

出会った生物：
アカオビハナダイ、クマノミ、イラ、ニザダイ
カンパチ、キビナゴ、ゲンロクダイ、ネンブツダイ、
キンチャクダイ、カサゴ、イソギンチャクエビ、…など

リポート：
今回はTSD（トリトンサポートダイバー）のキョウちゃん、TaiさんのエンリッチドＳＰ開催が目的で鹿児島・桜島へ。
そこに現在アドバンス受講中のMakiさんが急きょ参加。
彼女は年末年始の鹿児島スイッチのときにディープ講習ができなかったので、今回この桜島で再挑戦です。


この日福岡の海は北西の風が強くて大荒れ。
でもここ桜島の海（錦江湾）は海況が安定しているのでよほどのことがないかぎり潜れます。
実際、この日も波が少しだけパシャパシャしていた程度で、問題なく潜れました。
桜島からの地熱の影響なのか水温も他の周辺の海よりも高めなので、この時期にしてはありえないほど魚影が濃いのも特徴です。
キョウちゃんは
「しまった！こんなにサカナが多いんだったらカメラを持ってくればよかった☆」
と悔やんでいました。
もう一つ、ここの海の特徴は深いということ。
桜島の爆発で陥没した地形にできた海なので、他の海にはない地形です。
エントリーしたらすぐそこはドロップオフ。
波打ち際から水面移動することなくディープ水域にいけます。
Makiさん、無事ディープ講習終了です！


「ありえない地形ですね。ここだったらディープ講習はめちゃくちゃ楽じゃないですか！」
とTaiさん。イントラの目で海の評価です。

二人ともエンリッチドダイブは初挑戦だったのですが、その感想は…

「味や香りがあるわけではないので、普段の空気とどこが違うかわからないのですが、潜ったあとの疲れはないし、水中では寒くなかったですネ」

「病み上がりだったので、朝、少しだるかったのですが、エンリッチドを吸ったらそれが解消されました。」

二人とも学科のクイズもしっかり予習されてきていたのでバッチシでした。
さすがプロダイバーですネ。

また二人のここ袴腰のゲレンデの評価も◎でした。


まず雰囲気がいいです。公園施設内には足湯もあります。
潜ったあとにちょっと足をつけてあったまることも…(^^)


トイレもすぐ近くにあります。


温泉センターも施設内に。
「午後はパス」という方は他の方が2ダイブ目をしている間、先に温泉でのんびりすることが可能です。
しかも海が一望に見える温泉で入浴料300円は安い！


ビーチエントリーですが、それほど歩かなくてもいいし、何といっても水面移動をほとんどせずに潜降できるところが魅力です。


ここは福岡から車で片道4時間に位置します。
今日は国分ICを降りて大隅半島の海岸をドライブしながらやってきましたが、
別ルートとして鹿児島市からフェリーでアクセスすることも可能です。


長崎・辰ノ口の片道2時間半に比べたらちょっと遠い日帰りツアーにはなりますが、でも遠出する価値のある海ですよ。

今年はこの海へご案内する機会が多くなりそうです
TAKA


Photo：by MAKI ▼





ツアーコメント：

〔マキ〕
サカナがたくさんいて楽しかったです。
また桜島行きたい！

〔たいじ〕
ホントに思った以上に魚影が濃くて楽しかったです。
カンパチのアタックシーン、面白いですよ。

〔キョウコ〕
朝早かったけど…
でもすごく楽しい海でした。
エンリッチドのおかげ？か、寒さも感じず快適に潜れました。
デジカメ必須ですね！

〔TAKA〕
朝7時にトリトン発、現地で2ダイブして、温泉に入って、帰りにご飯も食べて、ロギングして、
で、戻ってきたのが20時45分。
まあハードな行程と言えばハードですが、でも決して無茶な行程でもないかな～
Taiさん＆キョウちゃんコンビ担当でこのツアーを組むこともあるかも…